SECTION 01

1|家事動線と家族動線を分けて描く

洗濯、料理、片付けの動線と、帰宅、身支度、入浴、就寝の動線を別々に描き、混雑する場所を探します。短さだけでなく、荷物を持つ、扉を開ける、家族とすれ違う動作まで見ます。回遊動線は便利ですが、通路と扉が増えるため、行き止まり型と同じ条件で比較します。

SECTION 02

2|収納は使う物と場所を一対一で結ぶ

収納率や畳数だけでは使いやすさは分かりません。靴、上着、食品、掃除道具、衣類、布団、季節品を分類し、使う場所の近くへ適切な奥行きで配置します。収納扉を開けたときに通路や家具と干渉しないか、棚の高さを変えられるかも確認します。

SECTION 03

3|家具と建具を入れて有効寸法を見る

ソファ、テーブル、ベッド、冷蔵庫、洗濯機を実寸で置き、椅子を引く幅、ベッド脇、搬入経路を確認します。畳数が同じでも壁や窓、扉の位置で置ける家具は変わります。図面上の空白を広さと捉えず、動作に必要な寸法として読みます。

SECTION 04

4|光・風・音・視線を断面で考える

方位と窓だけでなく、隣家、軒、天井高さ、室内建具まで見ます。建物中央へ光を届ける高窓や勾配天井、視線を避ける窓高さを検討します。寝室とLDK、水まわり、室外機の位置関係を見て、時間帯の異なる家族が休める距離をつくります。

SECTION 05

5|十年後に部屋の役割を入れ替える

子どもの成長、独立、在宅勤務、介助などを想定し、個室を分ける・つなぐ・別用途へ変える可能性を考えます。扉、窓、コンセント、収納を偏らせ過ぎず、将来の手すりや家具変更にも対応できるよう相談します。現在の完成度と将来の可変性の両方を比べます。

FAQ

よくある質問

平屋の間取りで最初に決める場所はどこですか?

特定の部屋からではなく、敷地条件と家族の一日の動線を重ねます。優先する暮らしによりLDK、水まわり、個室の順番は変わります。

回遊動線は必ず採用した方がよいですか?

必須ではありません。移動は短くなりますが、通路面積や扉が増える場合があります。行き止まり型と家具入り図面で比較します。

図面で見落としやすい点は?

家具、建具の開閉、コンセント、窓外の視線、物干し、室外機、収納する物です。平面図だけでなく配置図・展開図・断面も確認します。